モダーンの話
そういえばちょっと前にギターを買ったのです。
■誕生日だったので・・・。
そう、私、凝りもせずまた一年生き恥を晒し、いよいよ手の付けられなくなってきた機材バカは、とうとう自分の誕生日プレゼントにギターを買ってしまったのです。
■それがこいつだ!
モダーンである。
■モダーンとは
時は室町、ではなく1950年代。フェンダーのテレキャスやストラトに人気を奪われつつあったギブソンは対抗策として3つの新しいモデルを制作。それがフライングV 、ヒューチュラ(エクスプローラー)、そしてこのモダーンというモデルなのである。
しかしこのモダーンというモデルだけ、どういうわけか実際に当時作られたんだか作られてないんだか諸説あるらしく、真偽は定かではないのだが、今回手に入れたやつはその復刻版の近年作られたやつなのである。
昔デジマートかなんかで見て「すげーなんじゃこの流れ星みたいなシェイプゎ~~~」とか思って気になっていたのですが、手に入れてしまいました。
■しかもこれはギブソンじゃないけど
まあ偽物ではないんですよ、一応エピフォンなんで。
そんなことより見た目めっちゃ可愛いじゃないですか。もうメロメロなんです。
コリーナ材の使われたギターを触ったことがなかったのですが、とにかく軽いです。びっくり。
何よりフライングVは座って弾くのがめっちゃしんどいですが、モダーンは座ってても全然弾けます。
■それはそうと・・・。
一つ難点というか、問題があるとすれば、僕が使ってるギターはテレキャス以外全部アームがついているのです。
アーム、なくてもいいけどつけたいよなぁ~と思っていたのです。
■すると、とある人からこんないいものがあるのを教えてもらいました。
めちゃ便利やん!!!
ストップテールピースタイプのギターなら、それを利用してつけられるという優れもの。
エピフォンだから穴開けてそこら辺の普通のアーム付けてもあんまり心痛まないしいいか~とか思ってたのですが、早速これを注文。
■早速取り付ける
もう既にめっちゃよくない???
テンション上がってきた!!!
はいめちゃくちゃいい~~~!!!
■というわけで
こんな感じのめちゃんこ素敵なギターに生まれ変わったモダーンなのでした。
いやもう、こんなかっこいいギター弾きたい過ぎるに決まってる…。
■肝心の弾き心地はというと…
ギター自体が結構軽く、それに対してアームのスプリングが結構重め。
そのため構え方を間違えるとボディが浮いて変な感じになってしまうのでそこは慣れなければ。
いやでも全然何とかなるレベルだし、とにかくカッコいいのでオッケーなのです。
■大満足の結果に
いやー改造がうまくいくとやっぱ嬉しいし、何よりこんなにかっこいいギターが手元にあるの嬉しすぎる。
もしかしたらいずれ、このギターでステージに立ってるかもしれません。こうご期待!
風が吹くとき
せっかく再開したんだから、告知や機材の話だけじゃなくて映画の話とかもしていこうと思います。映画好きだし。
■『風が吹くとき』という映画を見ました。
1986年のアニメ映画です。原作は『スノーマン』等の絵本で有名なレイモンド・ブリッグズ。監督はジミー・T・ムラカミという日系二世。日本版の監督は大島渚(オリジナル版を見ていないのでこの日本版との違いが台詞回し的なところなのか大きな編集がなされているのかは不明)。
音楽的なところで話をすると、主題歌はデビットボウイ。劇中音楽をピンクフロイドのロジャーウォーターズが担当しています。
■話の内容(ネタバレあり)
東西冷戦の時代、核の脅威を描いた作品で、イギリスの片田舎に住む無知ながらも善良な老夫婦が、核攻撃に際して対策をしたり、核攻撃後もボロボロになった自宅でお互いに励ましあいながらも、徐々に放射能に侵され、弱っていく様を描いている。
なんせ絵柄もああいうのほほんとした感じで、ただ救いもなく進んでいくので本当にみている側としてはしんどい・・・。
常日頃から世界情勢について情報収集をしながらも、政府が発行した非常時のマニュアルを妄信し、時には自己流にポジティブに解釈をしながら行動をする旦那と、ニュースはゴシップにしか興味のない、戦争について楽観的過ぎる奥さん。ちぐはぐながらも着実に死に向かっていくさまが本当にしんどい。
巷では鬱映画なんて言われているようですが、実際今のコロナの状況と通ずるところがある気がします。前さんざんマスクや消毒液のことでいろいろあったっていうのに、昨今のイソジン騒ぎ。まったく成長していない。その人たちがこの映画見てこの夫婦のことをとやかく言えるかというと・・・。
喉元過ぎればなんとやらっていう点でもそうで、作中のこの二人は第二次大戦を経験しているのですが、大きな被害を受けなかったからなのか「あの戦争はよかった」みたいないい思い出みたいになっちゃっているのです。当時だったらそんなこと絶対言えなかっただろうに。
最初は倦怠感や頭痛、嘔吐などの内面的な被害も「気持ちの問題」「なれない生活からくる疲れ」なんて言っていた二人ですが、ついに肌に謎の斑点が出て髪の毛が抜け始めます。そんな段になってからあれだけ様々な対策を「そこまでしなくても」みたいな感じだった奥さんが「紙袋を被ったほうがいいかも」なんて言い出して二人で作ったシェルターの中で祈りを捧げながら亡くなっていくのです。
■残酷ながら誰にでも起こりうるリアル
原爆の時期でもあり、上にも書いたコロナ禍の騒動にも通じているようで、ぜひ今見てほしい映画だと思います。決して他人事ではない。
2020になっている…!
お久しぶりです。まさかこんなに放置するとは誰も思わなかっただろう。そしてまた再開するとも誰も思わなかったでしょう。
■話せば長くなるのです…
思えば最後のエントリーから1年半くらいは純粋にサボっていたのです()
何せプライベートが転職したり返したりをしていたので随分とバタバタしました。
製作もなかなか進まない中このブログも忘れかけていたのです。
■しかしとある日
少し落ち着いたくらいに「久々に書こっかなぁ〜」と開いた時、はてなダイアリー終了問題が発生していたのでした。
えっこれどうすりゃいいの?はてなブログに移行されんの??いつ???となり、とりあえずその日は諦めました。
■その後調べた結果
移行される事が発覚。じゃあ移行されるまで待とう〜〜と思ってまたしても放置。3ヶ月くらいかかるらしいのでそれまで待つわ〜と思っていたのですが…
■PC、壊れる。
またしても思い出した頃にさあやってみるかと思ったところ、PCが壊れるという悪夢。これにより製作も完全にストップ。どうせ書くこともなくなったのでとりあえずどうしようもねぇわとなった次第です。
■そしてなんだかんだあって・・・
ノートパソコンの購入などに至り、私は帰ってきた。
というわけで(どういうわけだか)せっかく戻ってきたこの環境を放置するのもなんだかもったいないので、これからはちょくちょくと今まで通りだったり新しくなんか書いたりしていきます。バンドの告知とかただの機材自慢とか(それって今まで通りなのでは)
これからもマイペースにやっていきますのでよろしくお願いします()
いろいろお疲れ様でした。
なかなか怒涛の週間であった・・・。
■これで終わりではないのですが
ぶっちゃけ今月まだまだいろいろあるのでこれで終わりではないのです。貧乏暇なし!(意味が違う気がする)
■まずはM3お疲れ様でした。
当日ブースに来ていただいた方、手に取っていただいた方、お話させていただいた方、試聴していただいた方、全てに感謝です。
結局ブログにはクロスフェードどころかジャケ写すら上げられなかったドタバタM3でした。
Blind Monkey & The Chemical A GoGo
The Purpleのセカンドアルバム。初の長タイトル。
やってる事は相変わらずだったり、何やってんのかわかんなかったり、まあそういうところも含めて結局相変わらずかなという気もします。そんな感じのアルバムです。
なんだかんだ毎回最新のものが一番オススメになるのは当然なんですが、今回はマジでいいですよお客さん・・・!
当日までにブログに上げられなかったクロスフェードはこちら→https://soundcloud.com/kanthuku/m3-2017blind-monkey-the-chemical-a-gogo-the-purple
8曲+Bonus入り1000円です。個人通販も今まで通り行います。ご希望の方はkanthuku✩gmail.comまで(✩を@に変えてね)
■SHANSON NIGHTについて
さあそんなM3を途中退場して新幹線で台風の豪雨にやられながらもバビュンと戻ってきたぜ名古屋。
そう、SHANSON NIGHT Vol.5に出演するために!
残念ながら1バンド目のDestroy All Starsは見れず・・・。
そこだけがかなり悔やまれるところだったものの、全体的に最高の夜だったことは言うまでもありません。
ご覧の通りドラムが前に来るというなかなかやらない形態でやっております。致命的にアイコンタクトが取れない以外はなかなかのものでした。
ホント出演バンド・DJの皆様お疲れ&ありがとうございました。
何よりしゃんそんズにありがとう!こんなにいい夜に誘ってもらっていいステージをたくさん見せてもらえて最高でした。
■11/3 Club Rock'n'Roll
そしてそんな翌週(?)、クラブロックでライブでした。
この日はくすりさんも東京から撮影で駆けつけてくれました。
っつーわけでこの日もこんな感じですんばらしい写真をバシバシ撮ってくれました。アー写も撮ったので後日いろんなところで使うと思うよ!
というわけでこの日も来ていただいた方々に感謝です。いつでもどんな時でも僕たちの音楽を聴きに来てくれる人がいることにありがたみを覚えております。
■次の出演情報です。
11月26日にライブです。正直何が起こるのか全然分かってません。でもそれなりの心持ちで我々も望むので覚悟しといてください。
11月19にも個人的に何かがあった気がするのでそれはなんか思い出したら書きます。なんか今月マジで忙しいな・・・。
■そんな感じです。
毎回M3が一つの区切りみたいになってきてて、さて来年はどうしてやろうって考え始めてます。お楽しに。
ではではよろしくお願いします。
よう。
このブログしか情報源を持たない野郎ども、元気でしたか?俺です。
■そんなやついるわけない・・・よな・・・?
寒いっつってた時期を最後にまた書かなくなって、そしてまた寒くなりだした今書き始めました。
いやなんかホント1ヶ月にそうそう書く事ないよな・・・。いやあるんだけどここに書くほどのことじゃないから・・・。
■というわけで言い訳でした
やっと告知というかそういうのができる段になってきたので。
■M3に出ます。
Twitterでは言ってましたがM3秋、出ます。The Purpleの2ndアルバムを出します。
旧譜に関してはGirl Meets BlueとLet It Slowを持っていきます。1stと2ndはフルアルバムミニアルバム共に完全になくなりました。あとThePurpleの1stアルバムChicagoも現在絶版状態です。続報を待て!
そして肝心の新アルバムについての情報も・・・続報を待て!今よしはるさんが必死に色々してくれているはずだ!
っつーわけで10月29日、Purple Cadillac Projectは第一展示場 Q-04bでお待ちしております。
■そして同日
名古屋 栄の栄Party'zにて行われるイベント、『SHANSON NIGHT Vol.5』に出演させていただくぞ!
今年知り合ってすっかり仲良くしてもらってる友達たちと最高のイベントにすべく、M3後バビュンと名古屋に帰還してギョバッと盛り上げるつもりです。何よりも出演バンド&DJ全部(ここには自分たちも含まれている)いいよマジで。
というわけで当日M3にはいけないけどライブには行くよ!って人にはもちろん持っていきます新譜新アルバム。ここで手に入れるのもありだ!
というわけでどうぞよろしくお願いします。とにかく楽しもうぜ。
■そんな感じです。
M3の詳細とか他のライブに関しても明日か明後日ぐらいにまた記事書きます。
懸案事項は台風。お前先週末にも来といてまた今週末くんの・・・。
マジで新幹線止まるとかは困るので奴には早々に消えてもらえるように祈っております。
そんな感じでよろしくお願いします。
寒くないか・・・
5月も後半だってのに寒いんだが・・・
■日中は暑いんですけどね。
身体がついていかないよ・・・。
■今池遊覧音楽祭お疲れ様でした。
初Tokuzoでした。またやることはあるのか・・・?
基本ブルースやジャズ系のアーティストの多い箱ということだけあって備え付けのアンプがJCかツインリバーブしかないという俺的には困った状況だったんですが、そこはブルースドライバー先輩でなんとかなりました。
しかしいいハコだったのでできるんだったら来年も是非・・・(多分遊覧じゃないと俺たちはお呼びでない)
■実は
イエロージャケットといいます。
実は初ライブからやってたり、アルバム『Chicago』のセッショントラックでやってたりしてました。
メンバーの演奏は下のこと、くすりさんによるイカすジャケットとよしはるさんによるミックス(デスマ)で最高のものになっています。
2曲入り500円です。ご希望の方は是非ご連絡ください。
■そういえば
サイトができました。 http://the-purple.net/index.html
ライブ情報やディスコグラフィー等の情報を更新していきます。
なんと初主催、で初アコースティックライブ。
ThePurpleの曲のアコースティックアレンジや、もちろんPCPの曲もアレンジしてやりますよ。
座って食事をしながら見れるオシャレなライブです。是非。
■そんな感じで
よろしくお願いします。
4月です。
新年度だぞおい。
■クラブロックンロールありがとうございました。
異種格闘戦みたいなメンツでしたが、楽しかったです。レンタルしたアンプの重さにあのあと2,3日は筋肉痛だったよ。
■次は今池遊覧音楽祭です。
5月5日に今池で行われるアレです。チケット1000円で一日どのライブハウスも出入り自由というお祭りっぷり。
そんなアレに僕たちThe Purpleも参戦致します。場所はTOKUZOにて15:30から予定!
あとあのーそこに合わせて新作シングルをもって行く予定なのでそこらへんもよろしくお願いします。
イベントのシステム上、物販スペースとかそういうのがあるのかどうかもよくわかりませんが、個人的に声かけてもらえれば全然対応しやす。
■機材の話
ディレイを買ったばかりなのにまた機材を買ってしまった。
S3N Super Flutter V2
いわゆるショートルーパーという感じのやつである。そうはやぴ〜さんが弾いているギターでよく聴こえてくるアレである。
はやぴ〜さんが制作に関わっているというだけあって、その飛び道具レベルはマックス。
このペダル、何げにバッファにもなっているらしく、エフェクトをかけていない間はその機能を発揮しているんだとか。
ずっと欲しかったペダルの一つなんですが、製作者様の都合上、長らく入荷待ち状態でした。しかし在庫復活につき即購入。
■一つ買うと何かが必要になるのが宿命
Super Flutter用のフットコントローラーも導入。
ってか、これは元々ギターエフェクターじゃないので当然なんですが、筐体がプラスチックなので妙に玩具っぽい。
ライブのテンションでぶち壊さないように注意ですね…。
■ケーブル自作したった。
ずっとやってみようかと思いながらも、ハンダ付けに苦手意識があるので手付かずだったんですが、ついにやってみました。
これが、ケーブルを変える前のボードである(既にSuper Flutterは組み込み済み)
適当に買い集めてきたバラバラのパッチケーブルの数々。見る人が見たら卒倒しそうな状態なんだろうきっと・・・。
作業中の卓上(?)である。今回はよしはるさんのオススメでMogami2524を使用。10メートル買っても2000円しないコスパ。強い日本製である。
■問題発生
ケーブルを一本作ってみて試しに弾いてみたんですが、どうも音が小さい気がする。
なんでだろうと頭を傾げて色々調べてみた結果、同じ失敗をしている人が多々いて、ブログ等に載っけててくれたおかげで解決。
芯線の皮膜の更に上にある謎の黒い皮膜、これが導電性で芯線と触れていると信号が中途半端に逃げてしまうそうな。
めんどくせぇ・・・と思いつつも、既にこの作業自体がめんどくささの塊みたいなものなので全部カッターで引っぺがす。
■結果
ご覧のように完成いたしました。長かった・・・。
肝心の音はいい感じです。元々ケーブルはカナレを使ってたんですが、似たような感じですね。
■というわけで
5月5日のライブはこれでどどんとやってやります。よろりんこです〜〜〜。