人には人の・・・。

それぞれ尊敬できる人がいる。

どこまでも追いかけていけるほどに誰でも一人はいるはず。

そんな人それぞれの目標があるから、勉学がある、スポーツがある、芸術がある。

僕がやってる音楽一つとっても、いろんな先人達がいるから、ブルースがある、ジャズがある、ロックがある、パンクがある。

5年くらい前に僕がある人に尊敬しているものについて話した。

その人はそれを鼻で笑った。

それは何の冗談でもなく、本当に下らないといった様子で。

それ以来、彼との会話は完全に0。今ではあっても目もあわせないほどだ。

僕は人それぞれが尊敬する人を馬鹿にする事が許せない。

ただその先人達の背中だけを見つめ、ただがむしゃらに走り続けてきた人間に対して、そんなことはしてはいけない。

目標となる背中を馬鹿にされることがどれだけ傷つくことか。それは結構馬鹿にならない。

目指すべき道のりは遠いし、そんなのは無理と言われるかもしれない。

でも、やっぱりあきらめられないのだ。

人間とはそういうもの。

どこかに未練を残していきたくはないのだ。

僕もさっさとこのスランプを乗り越えて、先に進みたいです。背中に向かって。